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ゴースト(''Ghost'')は、テレビアニメ『超時空要塞マクロス』をはじめとする「マクロスシリーズ」に登場する架空の兵器。 オーバーテクノロジーにより開発された無人戦闘機シリーズの通称。 == 概要 == 『超時空要塞マクロス』『超時空要塞マクロス リメンバー・ミー』『マクロスプラス』『マクロス7トラッシュ』『マクロス ゼロ』『マクロスF』とマクロスシリーズ作品全般に登場する無人戦闘機。 有人戦闘機は急激な機動を行うと、強大なGによりパイロットがブラックアウト、レッドアウトなどの症状に陥る危険性があるため、身体的限界を超えない程度に性能が抑制されている。一方、無人戦闘機の場合は「生命を除外している」ため、機械的限界までポテンシャルを追求することが可能になる。この利点に基づく設計思想は「マシン・マキシマム構想」と呼ばれ、より高次元の戦闘を実現するものと考えられる。 また、パイロットの養成に費やす手間・コストや、損耗による戦力低下を考えれば、均質な戦闘水準の兵力を量産できる点も魅力である。『マクロス ゼロ』作中では統合戦争の長期化で熟練パイロットが不足しているという描写により、ゴーストの有用性が示唆されている。 欠点としては無線遠隔操作タイプの場合、敵のECM攻撃で無力化される恐れがある。完全自律型の人工知能搭載が理想であるが、この場合もハッキングで乗っ取られる危険性がある。『マクロスプラス』作中では試作機X-9が制式採用寸前まで至りながら、「シャロン・アップル事件」で弱点を露呈する経過が描かれている。また この「シャロン・アップル事件」では「独自進化したAI」の判断行動そのものが持つ危険性が指摘されている。その後の『マクロスF』では半自律型のゴーストが制式化されているが、やはりECM攻撃には無力であった。その対策としてフォールド通信システムという新しい通信方式を採用したゴーストが試験運用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ゴースト (マクロスシリーズ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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